カイロくんシアター

チンパン研究所のひみつ

  • ここは西暦2035年ごろの研究所…Kairobotの権威、チンパン博士は今日も新型バディの開発に勤しみます

  • モニターに見覚えのある人影が…。今日はカイロくん達がラボに遊びにくる日でした

  • 「おっと!」ズコーッ…玄関に向かおうとした博士の足元には、さっき食べたバナナの皮が

  • 「こんにちはー!…あれ?なんだか中が騒がしいぞ」
    異変を感じた子供たちはラボの中に入っていきます。

  • 荒れ果てたラボの天井には、お猿さんのようにぶら下がるチンパン博士の姿がありました。
    「一体どうしたんだ!?危ないから降りてこいよ!」

  • 「イタタタ!やめて!バナナじゃないよ!!くっ…おそるべき握力だ!!」
    どうやら博士としての記憶を無くし、バナナを求める野生のチンパンジーになってしまったようでした

  • 「何か記憶を取り戻せる方法はないかな」
    ラボの中を探し回ると、何やら怪しげなボタンがありました

  • 「ミニチンパン‥?緊急の時だけって書いてあるよ」
    「よくわからないけど…えい!!」

  • ラボにサイレンが響き渡ります。 「あれ、ヤバい感じ…?」

  • 世界各地に潜伏する選ばれしミニチンパンが…

  • サイレンの音を聞きラボを目指します

  • 「博士の危機のようだ」「ウキキッ」

  • リゾート満喫中の金融エリートミニチンパンも例外ではなく

  • さっそくお迎えのヘリが到着しました

  • アルバイト中のゴリゾウさんも店長さんに小言を言われながらシフトを抜けてラボに向かいます
    「困るよキミ、こんな忙しい時に…!」「すみませんウホホ…ゴリッ」

  • 「あっ…待って…」

  • すっかり疲れ果て、あきらめムードのラボに希望の光が差し込みます

  • ウィーン。ブロロロロ…

  • 「チンパンGO!!懐かしいね、去年の修学旅行以来だよ」

  • 「うおー!助けが来たぞ!」

  • ミニチンパンは次々と到着し、そして次々とツルリ…ゴツン

  • その頃、ラボに向かって走る一台のタクシーの姿がありました

  • 店長から前借したバイト代を使い、ようやくゴリゾウさんも到着です

  • 助けに来たミニチンパンもすべて記憶を失い、ラボの中は大混乱!ここは一旦退却だ

  • 「待たせたウホ!」「わっ!」

  • 「ギャーッ!!不審者だー!!」
    子どもたちの悲鳴に、ミニチンパン達が気が付きました

  • ゴリゾウさんのお土産のバナナを見つけて集まってきます
    「あぶない!バナナを投げて!!」

  • 一命をとりとめ、子どもたちはゴリゾウさんに状況を話します
    「大声出してごめんね。実は…」

  • 「もう一度バナナですべって転べば、記憶を取り戻すのではなかろうウホか?」

  • 色々な方法でバナナの皮を踏ませようとしましたが、楽々と突破されてしまいました

  • 「あれ、このボタンなんだろう?
    ラボを探索していると、もう一つ謎のボタンがあることに気が付きました

  • 説明書には、色々な問題に対応したすばらしいボタンだと書かれています。
    「水道水漏れ、リモコン紛失、静電気除去、パソコンのフリーズそれから…」

  • 「えーと、背中のかゆみ、天然パーマ…あった!記憶喪失!」

  • やっと解決だ!喜び勇んでこども達はチンパンに駆け寄ります

  • 「ポチっとな」勢い良くボタンを押します

  • ガコンッ!バサバサバサ…

  • ズコー!

  • 「う~ん…イタタ…」 チンパン博士が目を覚ましました

  • どうやらみんな記憶を取り戻した様子

  • 「い、いったい何が起きたんだ…?」
    記憶を無くした子供たちの姿を見て、チンパン博士は困惑するのでした。 おしまい

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秘密のラボ『チンパン研究所』でカイロくん達が大ピンチ!
果たして無事に生還できるでしょうか

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